はじめまして

 

naikaiblogをご覧いただきありがとうございます。

当ブログを運営する黒沢哲生と申します。私は現在、消化器内科医として市中病院で勤務しています。

 

医師になってから

 「最近こういう症状で困っているんだけど、病院にいった方がいい?」

 「ニュースで聞く〇〇って、実際どうなの?」

と身体の症状・医療の話題についての質問を受けることが多くなりました。
そういった身近な疑問について医療関係者でない方にもポイントをわかりやすくお伝えしたいと思い、このブログを開設することにしました。

記事を読んでいただき、少しでもみなさまのお悩み解決に役立ててもらえたらと思います。

 

経歴

医学部を卒業後は東大病院で初期研修を行いました。

初期研修医の時は医者としてスタートを切ったばかりの頃で知識も経験も不十分でしたが、熱意あふれる上級医の指導のもと毎日必死に教科書を読み、患者さんの診察を行い勉強しました。

その後医師は専門とする診療科を決めてさらに研修を積みます。私は【消化器内科】を専門に選び、関東中央病院で消化器内科に所属して後期研修を行いました。

初期研修で内科の幅広い知識を身につけて少しは経験を積んだつもりでしたが、専門分野に進むと深い知識・技術が要求され、最初の頃は自分の未熟さを痛感していました。

一方で、毎日15〜20人の患者さんを受け持って沢山の疾患を診療・治療する中で、医師としてのやりがいと仕事の楽しさに気づいた時期でもありました。

3年間の消化器内科後期研修を終えた後は千葉に移動し、主治医として診療を行なっています。最近は自分の勉強だけではなく、後輩の指導もしつつ医療教育にも力を入れる日々を送っています。


消化器内科とは?

消化器内科といってもピンとこないかもしれません。

食べ物を消化する各臓器(食道・胃〜大腸・肝臓・すい臓など)を専門に扱う内科医です。

普段から病院でお腹の痛み、胸焼け、下痢や便秘など、主にお腹の症状でお困りの患者さんの診察・治療にあたっています。

  

また、検診で受けたことがある人がいらっしゃるかもしれませんが、胃カメラや大腸カメラ(内視鏡検査)を行うのも消化器内科の役割です。

癌が発生しやすい臓器ですから、早期発見・早期治療が必要です。検診で見つかった癌は、早期であれば胃カメラ・大腸カメラで治せるものもあるのです。

 

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会

資格

  • 内科認定医
  • 消化器病専門医

内科認定医・消化器病専門医の資格を持っています。

内科認定医は、総合的な内科の研修を行い、症例報告と試験を受けて取得する資格です。

そしてその後消化器研修を5年ほど積み、2022年3月に行われた消化器病専門医試験に合格し、消化器病専門医となりました。現在、消化器系の専門知識をもって「お腹」をメインに診療を行い、日々患者さんの声に寄りそっています。

 


内科医として

消化器内科である前にそもそも内科医ですので、病院ではお腹の病気だけでなく他にも様々な病気の診療にあたっています。

実際に診療していて思うのは、

たとえ軽い症状であったとしても中には重大な病気が潜んでいることがあること。

「この症状が現れたときにもう少し早く受診してくれれば・・。」

「こうすれば病気を予防できたのに。」

と受診される前に伝えたかったことが沢山あります。

 

病院を受診する前に少しでも身体の症状について、また話題となっている医療の知識について少しでも価値ある情報をお伝えできたらと思っています。みなさまのお力になれたら嬉しいです。


企業との取り組み

最近では企業の方からお話をいただき、医師の立場で医療情報についての啓蒙活動を行なっています。

伊藤園共催 環境省後援「アツいまちサミット」

熱中症対策について広く知ってもらおうと、伊藤園共催 環境省後援「アツいまちサミット」に参加させていただきました。

日本の歴代最高気温を記録した浜松市(静岡県)・熊谷市(埼玉県)・四万十市(高知県)・多治見市(岐阜県)・山形市(山形県)の5都市で構成される一般社団法人アツいまちが開催したイベントで、

暑さ対策先進都市として「住みやすいまちづくり」を作る取り組みです。

共催である株式会社伊藤園の取り組み、「体感温度-10℃」をテーマに市民団体や学生が考えたアイデアが発表されました。

熱中症を予防するためのポイントについて医師の立場から説明しました。

株式会社ベネッセホールディングス 伊藤園共催 「あす育チャレンジ」

親子で行う「暑さ対策」についてお話するため、「あす育チャレンジ」に参加させていただきました。

6人のママ『サンキュ!グラマー』で発足した「あすにつなぐ生活育チャレンジ」。「親子の毎日を笑顔に!」をモットーに子どもの心と体の成長に必要なことを発信されています。

第2回に参加し、テーマ「暑さ対策」について医師の立場で解説しました。その後、サンキュ!グラマーの6人からそれぞれ質問を受けて、お答えしました。

お話しした内容は、子どもで注意が必要な熱中症対策、コロナ禍の注意点、冷房の上手な使い方、お水の飲み方などです。質疑応答ではたくさん質問していただきました。


おわりに

このブログでは、一般の方にも医療の正しい情報を詳しく知っていただけるよう、できるだけわかりやすい言葉を選んで記事を作成しています。

正しい情報を知っていただくためにエビデンスレベルの高い(医学的に確実性の高い)医学雑誌や、医師が普段から診療の参考にしているガイドラインを参考にしています。

誤解しないでいただきたいのは、私見で症状の対策や治療法をお伝えしているわけではないということです。医学的に正しい内容を、根拠に基づき記載しています。

このブログの記事をお読みいただき、日常に役立つ医療知識を深めていただければ嬉しいです。

皆さまの日常生活がより健康に、より豊かになることを願います。